叱る技術を身につけよう!SBIQモデルで伝え方改革

叱る技術を身につけたいけれど、感情的になってしまったり、うまく伝えられなかったりする…そんな悩みはありませんか?
今回は、信頼関係を壊さずに相手に伝わる方法として注目されている SBIQモデル を活用し、誰でも実践できる 叱る技術 をわかりやすく解説します。

【叱るときに意識すべきポイント】

  1. 感情ではなく、事実を伝える
    • 感情的に怒るのではなく、相手の行動にフォーカスする。
    • 「なんでこんなことをしたの?」ではなく、「◯◯の行動が△△に影響を与えた」と伝える。
  2. 相手の受け止めやすい伝え方を意識する
    • 「あなたはダメだ」ではなく、「私はこの点が気になった」と Iメッセージ で伝える。
    • 叱ることで相手を萎縮させないよう配慮する。
  3. 適切なタイミングと環境を選ぶ
    • 人前ではなく、1対1の場面で伝える。
    • すぐに指摘するのが基本だが、感情が高ぶっている場合は冷静になってから話す。

【効果的な叱り方のフレームワーク:SBIQモデル】

SBIQモデルは、相手が納得しやすく、行動を改善しやすくなる伝え方のフレームワークです。

前回のブログに書いた私の事例をSBIQモデルに当てはめてみましょう。

【効果的な叱り方のフレームワーク:SBIQモデルを活用】

適切に叱るために、 SBIQモデル を活用してみましょう。

  1. Situation(状況) → いつ・どこでの出来事か?
    • 「○○の発表準備において、チームで決めた期限を過ぎても、まだ資料が完成していなかったね。」
  2. Behavior(行動) → 具体的にどんな行動をしたのか?
    • 「その結果、チームメンバーが自分の作業時間を削ってフォローすることになったよ。」
  3. Impact(影響) → その行動がどのような影響を与えたのか?
    • 「発表の完成度は高かったけれど、メンバーに負担がかかり、不満が出ていたよ。」
  4. Question(質問) → 相手に考えさせる問いかけをする。
    • 「次回、チームで円滑に進めるために、どんな対策ができると思う?」

このように伝えることで、 感情的にならず、相手が自ら行動を見直すきっかけを作る ことができます。

【まとめ】

  • 感情的に怒るのではなく、 事実ベースで冷静に伝える
  • Iメッセージ を使い、相手が受け入れやすい言葉を選ぶ。
  • SBIQモデル を活用し、効果的な叱り方を実践する。

次回は、 「部下・子どもが変わる!叱り方の5つのポイント」 をご紹介します!

「このスキルを実践したい!」と思った方は、ぜひ 『叱り方研修』 にご参加ください!

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miwa
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