「あと500円で送料無料」を前に、買う・買わないを考える買い物シーンのイメージ。


こんなとき、どうする? #01|あと500円で送料無料。あなたならどうする?

「あと500円で送料無料です」

ネットショップで買い物をしていると、こんな表示を見たことはありませんか。

「あと500円で送料無料です。」

欲しかった商品は、もうカートに入っています。

でも、このまま注文すると送料がかかります。

さて、あなたならどうしますか。

  • あと500円分の商品を探して送料無料にする
  • 送料を払ってそのまま購入する
  • 今回は買わず、次に必要なものができたときにまとめて注文する

どれを選んでも間違いではありません。

でも、この何気ない選択には、その人らしい「判断の軸」が表れています。

私が選ぶのは「今回は買わない」

私はネットショップで買い物をすると、この場面によく出会います。

以前は、「あと少しなら何か探そうかな」と思うこともありました。

でも、送料無料にすることが目的になると、本当は必要ではないものまで探し始めてしまいます。

気づけば、「何を買いたかったのか」より、「送料を払いたくない」という気持ちが買い物を決めていることがあります。

そこで私は、あるルールを決めました。

不要なものは買わない。

欲しいものがあっても、今回はいったん買うのをやめます。

そして、次に本当に必要なものができたときに、まとめて注文します。

少し待つことにはなりますが、その方が自分らしい買い物ができると感じています。

どれを選んでも正解ではない

もちろん、まとめ買いをすることで時間を節約できる人もいます。

送料を払ってでも、今すぐ必要だから購入する人もいるでしょう。

どれも間違いではありません。

大切なのは、「送料無料」という条件で選んでいるのか、それとも自分なりの基準で選んでいるのかということです。

私たちは、「お得」という言葉に心が動きます。

それ自体は悪いことではありません。

でも、一度立ち止まることで、「私は何を大切にして選ぼうとしているのだろう」と考えることができます。

今日の気づき

判断とは、正解を探すことではありません。

何を基準に選ぶかを決めることです。

目の前の「お得」を優先するのか。

不要なものは増やさないという自分のルールを優先するのか。

同じ出来事でも、人によって判断は変わります。

あなたなら、どうしますか?

「あと500円で送料無料です。」

そんな表示が出たとき、あなたは何を基準に選びますか。

送料でしょうか。

必要性でしょうか。

それとも、別の理由でしょうか。

日常には、ほんの数秒だけ迷う場面がたくさんあります。

この連載では、そんな小さな迷いを通して、自分の「判断の軸」を一緒に考えていきたいと思います。

判断の基準を整理する方法については、こちらの記事もご覧ください。
「迷ったときの決め方」シリーズ

・第1回:人はなぜ決められないのか
https://orbague.com/mayotta-kimekata-01/

・第2回:正解を探すほど動けなくなる
https://orbague.com/mayotta-kimekata-02/

・第3回:楽しみな予定ほど疲れてしまうことがある
https://orbague.com/mayotta-kimekata-03/

・第4回:「後で返そう」が重たくなる
https://orbague.com/mayotta-kimekata-04/

・第5回:「決めないまま」が頭に残り続ける
https://orbague.com/mayotta-kimekata-05/

・第6回: 迷いながら決めていくしかない
https://orbague.com/mayotta-kimekata-06/

投稿者プロフィール

秋吉美和
秋吉美和
有限会社オールバーグ代表。企業・学校で27年以上、延べ1万人以上の人材育成に携わる。「人生の判断に、納得を。」をテーマに、自分で考え、納得して判断するためのヒントを発信しています。