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【第7回】情報が多すぎて動けないあなたへ|選び方・絞り方の思考整理術
情報が多すぎると、動けなくなる。
情報が多すぎて動けない——そんなとき、あなたはどうしていますか? 副業や転職、フリーランス……何かを始めようと思ったとき、まずやるのが「検索」。
SNS、ブログ、YouTube。調べれば調べるほど情報が出てきて、「あれもいいかも」「これはやめた方がいいのかも」と、逆に混乱して動けなくなる——。
そんな経験、ありませんか?
情報過多は「行動の停止」を引き起こす
「こんなにたくさんある中から、本当に自分に合った方法なんて選べるの?」そんな不安から、結局なにも始められないこと、ありませんか?
脳は、選択肢が増えるほど迷いやすくなります。
これは「決定回避の法則」とも呼ばれ、選択肢が多すぎると、むしろ選べなくなる心理現象です。
さらに、「情報収集=前進している」という錯覚に陥りがちですが、実際には何も動けていないことも少なくありません。
本当の前進とは、“選び、動く”ことです。
判断基準は「自分軸」で決める
「人によって言ってることがバラバラで、どれを信じたらいいか分からない…」そんなときは、外の情報ではなく“自分の本音”に立ち戻ってみましょう。
たくさんの選択肢から何かを選ぶには、「基準」が必要です。
その基準とは、つまり「自分がどうしたいか」——。
● どんな暮らしがしたい?
● どんな働き方が合っている?
● どんな人に囲まれていたい?
こうした“自分軸”があることで、情報の取捨選択がしやすくなります。
さらに深めたい方は、「価値観マップ」や「ライフラインチャート」などの自己分析ツールを活用するのもおすすめです。
参考:マイナビAGENT

情報は「目的別」に整理しよう
目の前にある情報が多すぎて、何から手をつけていいかわからない…そんな時は、情報を“目的”で仕分けするだけで、ぐっとシンプルになります。
情報はすべてが悪者ではありません。大切なのは「使い方」。
以下の3つに分けてみましょう:
- インプット用(学ぶ・知る)
- 行動用(何かやってみる)
- 比較・検討用(選ぶ・選び直す)
このように分類するだけでも、整理されて動きやすくなります。
今すぐできる!情報整理ワーク
「やらなきゃ」と思いながらも動けない時は、“考えるより手を動かす”のが効果的。まずは目の前の情報を整理して、行動に移してみましょう。
- いま見ている情報を3つピックアップしてみる
- それぞれを「インプット」「行動」「比較」のどれかに分類
- 「行動用」の情報にしぼって、今日中に1つだけやってみる!
迷いを減らして、一歩を踏み出すために
「もう少し調べてから…」と止まってしまうなら、それはきっと“調べ疲れ”のサイン。次の一歩は、もう“行動”のフェーズかもしれません。
情報に飲み込まれそうになったら、「私はどうしたい?」と立ち止まってみましょう。
情報の洪水に流されるのではなく、自分の意志で舵を取る。
その一歩が、「私らしい人生」への始まりです。
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