
【50代からの生き方とお金リデザイン】
第3回:お金と心を軽くする“手放すリスト”
― 減らすことで、見えてくる本当の豊かさ ―
はじめに:50代、心がふっと重くなる瞬間
50代に入ると、不思議なほど「心の重たさ」を感じる場面が増えていきます。
たとえば――
- キッチンの引き出しを開けたとき、使っていない物がぎっしり詰まっている。
- 家計を見直そうと思っても、どこから手をつければいいのかわからない。
- 付き合いだけで続けている関係や、やめたい仕事がある。
- 過去の失敗や後悔が、ふとした瞬間に頭に浮かんでくる。
どれも“生きてきた証”であり、がんばってきた証でもあります。
でも同時に、それらは知らないうちに、あなたの心や時間をしばりつけてしまうこともあります。
50代からの人生は、もはや“増やす時代”ではありません。
むしろ、「手放す」ことで、これからの人生を軽やかに整えていく時期に入っています。
手放すとは、あきらめることではなく、
本当に大切なものだけを自分の手に残す“選択”のこと。
この第3回では、人生後半を軽やかに生きるための「手放すリスト」を、お金・心・人間関係の3つの視点から整えていきます。
STEP1:お金の“手放すリスト”をつくる(行動が変わる最初の一歩)
お金の不安は、実は“足りない”ことよりも、
“見えていないこと”から生まれます。
50代に最も効果的なのは、節約ではなく「手放すことで整える」こと。
▼手放す候補
- なんとなく入りっぱなしの保険
- 使っていないサブスク
- 名義のまま放置している年会費
- なんとなく保持している複数のクレジットカード
- 「念のため」で残しているけれど使っていない金融商品
これらは、見直すだけで 月1〜2万円の改善 につながることも少なくありません。
💬 大切なのは、減らすことではなく「整う感覚”。
お金の“余白”が生まれると、心の余裕が自然と増えていきます。
STEP2:心の“手放すリスト”を書き出す(心の棚卸し)
50代になると、心には知らず知らずのうちに、たくさんの“荷物”が積もっていきます。
▼手放していい心の荷物
- 義理だけで続けている人間関係
- 仕事での役割にしばられる感覚
- 家族の期待を背負い込みすぎること
- 過去の失敗や「あの時こうしていれば」という後悔
- “私はこうあるべき”という思い込み
これらを紙に書き出すと、驚くほど心が軽くなります。
🍀 手放すとは、捨てることではなく、距離を調整すること。
あなたに合わないものを少し遠ざけ、自分の心を守るスペースをつくることです。
50代は、「心のスペース作り」が人生の質を大きく変えていきます。
STEP3:“残したいもの”を選び直す(豊かさの本質)
手放したあとは、自然と“残したいもの”が浮かび上がってきます。
▼50代から本当に残したいもの
- 心地よい人間関係
- 無理のない働き方
- 丁寧な暮らしや習慣
- 少しの貯金と、自分の未来への安心
- 楽しみや好奇心
50代の豊かさは
“多さ”ではなく “厳選された少なさ” の中に宿ります。
あなたの時間、お金、心を消耗するものを減らし、
あなたを満たしてくれるものを残す。
その選び直しこそが、人生後半のリデザインの核心です。
まとめ:手放すことで、人生は軽やかに動き出す
50代は、“増やす力”ではなく、“選ぶ力”が人生をつくる時期。
手放すと、時間・お金・心に心地よい風が通り、
これまで感じていたモヤモヤがゆっくり溶けていきます。
何を持つかよりも、何を手放すかで人生は変わる。
あなたの未来は、手放した“その先”にあります。
次回は、手放してできた余白に「新しい収入と生きがい」をどう育てていくかを一緒に考えていきましょう。
人生後半を「整える・選び直す」ための全6回で構成しています。
・第1回:お金と生き方の整え方|50代からのリスタート
・第2回:キャリアの棚卸しと「これからの私」
・第3回:お金と心を軽くする“手放すリスト”
・第4回:新しい収入と生きがいのつくり方
・第5回:人生後半の「楽しむ力」を育てる
・第6回(最終回):50代からの人生デザインを完成させる
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