【2026年度版】大学入試の入学金・納入金 完全ガイド|滑り止め・併願校に備える保護者必読

入学金・納入金
滑り止めに備える

大学入試が近づくこの時期、最も多いご相談が次の一言です。

「学資保険も教育ローンも準備してきたのに、2月に“現金”がこんなに必要だなんて知らなかった…」

高校3年の冬は、保護者にとって“お金の読み違い”が起こりやすい時期です。長年コツコツ貯めてきた教育資金があっても、滑り止め・併願校の入学金は “すぐに動かせる現金” で支払う必要があるため、準備していたはずのお金が使えず慌てるご家庭が後を絶ちません。

さらに、私立大学の入学金は 合格発表から約1週間以内 に納付期限が設定されており、複数校に合格した場合には 数十万円規模の支払いが短期間に集中 します。これは受験生の成績とは関係なく、ほぼ全家庭に起こり得る“構造的な負担”です。

本記事では、保護者が最も誤解しやすい「納入金」の仕組みを整理し、2026年度入試に向けて “何を、いつまでに、どれくらい準備すべきか” を明確にお伝えします。


◆ 納入金とは?まず押さえておくべき基本

大学入試における納入金とは、次の費用の総称です。

  • 入学金(席の確保費用)
  • 前期授業料
  • 施設費 など

特に重要なのは 入学金(約20〜24万円) で、これは「合格発表から約1週間以内に支払う必要がある」大学がほとんどです。

期限内に支払わなければ合格が無効になります。

そのため、どれだけ学資保険や教育ローンで準備していても、2月に即時に使える“現金”が不足するケースが毎年発生します。


◆ 入学金は延納できない大学が多い

一般的に、私立大学では授業料や施設費に関しては延納制度があります。しかし、

入学金だけは延納不可の大学が多数です。

理由は、入学金が「席の確保」に当たる費用だからです。したがって、期限厳守となります。延納が認められるかどうかは大学ごとに異なるため、募集要項の確認が必須です。


◆ 教育ローンや学資保険が間に合わない理由

教育ローン・学資保険は“準備してきたのに使えない”と感じる保護者の多い分野です。理由は次のとおりです。

● 教育ローン

  • 審査〜融資実行に 数日〜2週間 かかる
  • 発表後すぐ支払う入学金に間に合わない可能性がある

    国の教育ローン

● 学資保険

  • 給付時期が固定されているため、2月に自由に引き出せないことがある

→ 回避策

  • 教育ローンは 審査だけ先に通しておく
  • 学資保険は 給付時期を事前に確認し、不足分は普通預金で補う

結論:2月の入学金は「流動性の高い資金」で準備すること。


◆ 2026年度(予測)MARCHの入学金と手続き期限

以下は前年度データを基にした予測です。必ず各大学の正式要項をご確認ください。

大学名合格発表(予測)入学金締切(予測)入学金(目安)
明治大学2/7 前後2/14 前後200,000円
青山学院大学2/12 前後2/19 前後200,000円
立教大学2/8 前後2/15 前後200,000円
中央大学2/11 前後2/18 前後240,000円
法政大学2/9 前後2/16 前後240,000円

◆ 併願パターンで起こりやすい“納入金ラッシュ”

<例:第一志望 国公立前期 × MARCH併願>

  • 明治:20万円
  • 中央:24万円
  • 青学:20万円

国公立の合格発表は3月上旬のため、

合計64万円を先に払う必要があるケースがあります。

多くの保護者が「こんなに必要だとは思わなかった」と驚くポイントです。


◆ 2月までに準備しておくべき現金額の目安

併願数や受験戦略によって異なりますが、一般的には:

● 推奨額

  • 40〜60万円 をすぐ動かせる口座で確保
  • 国公立+私大併願の場合:最大80万円以上 必要なケースも

● 判断基準

  • 合格可能性 60%以上 の大学は「席の確保」を検討
  • 合格可能性が低い大学は、納付を見送る選択肢も

◆ 正確な判断のための注意事項

この記事の数値・日程は“代表例”です。

  • 大学・学部・入試方式により条件は大きく異なる
  • 延納制度は大学ごとに異なる
  • 教育ローン・学資保険の給付時期も契約によって異なる

最終判断は必ず受験予定大学の最新募集要項を確認してください。


◆ まとめ|経済的な準備が“安心”をつくる

  • 入学金は 未来への保険 として考え、現金を確保する
  • 2月の現金不足は非常に起こりやすいため、早めの準備が重要
  • 家計の混乱を避けるため、“想定内の支払い”に整えておく

次回の記事では、**「入試当日に起こるハプニングと保護者ができる対応」**を詳しく解説します。

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子どもの進学費用の全体像については、以下の記事で詳しく解説しています。
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