
実家の空き家はどうする?
第7回|残すという選択ともう一つの可能性
第6回では、空き家で「決められない理由」を整理しました。
50代の空き家問題に直面すると、多くの方が
・残すべきか
・手放すべきか
で迷います。
ここまでの流れで
・負担
・費用
・手間
を見てきたことで
・「残すのは大変そう」
と感じている方も多いと思います。
しかし、実家は「お荷物」になるだけではありません。
〇これからの人生の拠点として活かせる可能性もあります
50代の空き家問題|実家を残したいと思うのは自然なこと
実家を残したいと思うのは
・思い出
・家族との時間
・自分の原点
があるからです。
〇この感情はとても自然なものです。
50代の空き家問題|残すには現実もある
一方で
・維持費
・管理の手間
・時間と体力
といった現実もあります。
〇「残す」はそのまま「続ける」ということです
50代の空き家問題|『住み替える』という選択肢
実際のところ
「定年後は実家には帰らない」と考えていた方が
・今住んでいる家が思った以上に高く売れる
・手元に資金が残る
という状況になり
・その資金で実家をリフォームし
・故郷に戻る
という選択をするケースも出てきています。
〇住宅という資産を組み替えるという考え方です
50代の空き家問題|比較の視点
・今の家を維持する場合:慣れた環境、利便性、住居費の継続
・実家へ住み替える場合:故郷での生活、資産の現金化(売却益)、リフォームによる快適性
50代の空き家問題|判断のポイント
考えるべきは
・今の家の売却価格
・リフォーム費用
・維持費
・トータルでどうなるか
・長期で続けられるか
50代の空き家問題|数字で考えると見えてくること
※見えないコストにも注意
・仲介手数料(売却時)
・引越し費用
・リフォーム追加費用
・税制(例:3,000万円特別控除などの適用可否)
・これらを含めて全体で判断する必要があります
例えば
・自宅売却で1,000万円残る
・リフォームに500万円かかる
・手元に500万円残る
一方で
・維持費は年間約20万円
・10年で約200万円
・20年で約400万円
トータルでどうかを考える必要があります
この選択ができるかどうかはここで決まります
※ただし、思ったより高く売れないケースもあります。地域や物件条件で結果は大きく変わります。
数字は必ず個別に確認することが大切です。」
50代の空き家問題|残すかではなく「どう使うか」
実家を
・そのまま残すのか
・活用するのか
・住まいとして再設計するのか
・視点を変えることで選択肢は広がります
50代の空き家問題|まとめ
・残すことは悪いことではありません
ただし
・それは「選択」です
・続ける前提で考える必要があります
「残したい」という想いを、無理なく形にする方法は必ずあります
内部リンク(シリーズ)
第1回 なぜ実家の問題は決められないのか
第4回:実家の空き家はどうする?売却・賃貸・民泊・現状維持の選択肢
第5回:売却・賃貸・民泊・現状維持を「費用・手間・時間」で比較する
第6回: なぜ決められないのか? 50代の空き家問題で迷い続ける理由
次回予告
「実家を手放すという選択」をテーマに
売却の現実と向き合い方を整理します。
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